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北朝鮮が上海直行便を検討、第2陣の上海発のツアー客も6月末に平壌観光へ 
2009年 6月 2日15:10 / 提供:
北朝鮮から中国へは北京と瀋陽の2都市に直行便が飛んでいる 

 北朝鮮の国家観光総局が、平壌と上海を結ぶ直行便の開設で検討を始める模様だ。これまで北朝鮮から中国へは北京と瀋陽の2都市に直行便が飛んでいる。

 北朝鮮への中国初の団体旅行客24人が5月26日から30日まで、上海から瀋陽経由でツアーを行ったが、第2陣の上海発のツアー客も6月末に平壌観光に向かう予定となっている。

 第1弾のツアー客は4泊5日で北朝鮮と中国北部の遼寧省瀋陽を回る。料金は5380元(約7.5万円)。北朝鮮では北緯38度線にある板門店、故・金日成主席が住んでいた家、国際友誼展覧館、普賢寺などを観光する。現地最高級クラスのホテルに宿泊し、鍋、冷麺など現地ならではの食事が用意されるという。   

 ツアーにはいくつかの制限がある。中国と北朝鮮が電話に関する協定を結んでいないため携帯電話を持ち込むことができず、平壌の空港で預けなければならない。また、メディアが使うようなビデオカメラや望遠レンズの持ち込みも禁止されている。

(編集:章坤良 写真:新華社)