Home > ニュース > 上海  >  嘉紹大橋が着工、2012年に完成 上海―紹興間90分で直行(写真)
嘉紹大橋が着工、2012年に完成 上海―紹興間90分で直行(写真)
2008年 12月 16日14:34 / 提供:

  00117215.jpg

写真説明:建設労働者が、紹興で杭打機を発動し、嘉紹大橋が着工。写真:新華社          

  東方ネット15日付ニュース:『東方早報』の報道によると、紹興の10数年来の「杭州湾を飛ぶ」夢が叶う。14日午後、浙江省委員会書記の趙洪祝氏が、嘉紹大橋・南北線工事の着工を宣言した。総投資約140億元の嘉紹銭塘江跨湾道路の建設のスタートを意味している。2012年まで、紹興などの杭州湾の南部の都市から上海まで約40分短縮されるという。             

  建設難度         

  杭州湾大橋とほぼ同じ       

  総投資139.8億元、工期4年の嘉紹道路は、計画中の瀋陽―海口間の高速道路・常熟―台州並行線の構成部分で、上海杭州高速道路と乍嘉蘇高速道路の交差点の嘉興南湖中枢から、銭塘江を越えて紹興市内に入り、ついに杭甬・上三高速交差点の上虞沽渚中枢まで、全長が69.2キロメートルである。そのうち、重要なコントロール工事――嘉紹大橋の長さは10.29キロメートルで、投資は約65億元であるという。           

  「杭州湾第2通路」と言われるこの大橋の全線は、双方向8車道で、寧波杭州湾大橋より2車線多い。注目すべき点は、嘉紹大橋のある尖山河は、ちょうど杭州湾の「ラッパ型」のところで、世界1の潮流――銭江潮の起点にあり、潮流が強く、水の流れが急で、気象・水文の条件は複雑である。浙江交通専門家は、この大橋工事の難度・技術要求は、杭州湾大橋とほぼ同じだと語った。        

  紹興―上海       

  「V」字型路線は迂回の必要なし        

  嘉紹跨道は、紹興でこれまで投資が最大のインフラプロジェクトである。2012年に完成した後、紹興から上海へは杭甬高速道路、上海杭州高速道路の「V」字型線路を迂回する必要がなく、道のりは1.5時間短縮されるという。

(編集:毛玉潔)