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上海初の子供テーマパークが、間もなく『復活』
2008年 12月 2日15:57 / 提供:

 上海初の子供テーマパークが間もなく『復活』する。11月30日、上海市緑化環境局が明らかにしたところによると、天山公園の2期改造計画は、すでに批准を得た。そのうち元子供交通公園の一部の遊戯類、例えば、交差点・交通通路施設の模擬装置などを復活させる予定だ。これも元の上海4大子供テーマパークのうち、初めて元の機能を復活させる特色公園だという。

 ほとんどの年を取った上海人は、まだこの子供交通公園のことを覚えている。20世紀80年代、子供交通公園はとても人気があり、子供の成長にとって欠かせない思い出になった。同公園には交差点の模擬装置以外に、上海大厦・和平飯店などの疑似建築もあり、子供は娯楽のうちに交通ルールを学ぶことができたため、市民の間でとても人気あった。同公園は最も賑やかな時、毎年50万人以上の子供が訪れたが、区域の都市計画と機能施設の老化で、徐々に公共緑地に改造され、歴史の舞台から降りたという。

 長寧区庭園管理処の責任者によると、天山公園の2期改造は、現有様式を守り、子供交通遊楽施設を設置するため、わざわざ固定の区域を開いた。注目すべきところは、今回の改造は、元の子供交通公園を丸ごとコピーすることではなく、分かりやすい交通遊戯を選んで、子供に娯楽のうちに交通知識を習得させることが目的だという。

 天山公園内で元の子供交通公園の一部の施設を復活させると、元の人気を呼び戻すことができるのではないかとの思いを抱く市民も少なくない。『それは後の楽しみだ』。緑化環境局の責任者によると、今の子供は声・光・電などを融合した多重効果を持つアニメなどの新しい奇抜なものが好きだ。遊戯施設の老化で、昔の子供交通公園は観光客が大いに減少し、朝の鍛錬・散歩をする住民以外、公園内の子供の数は10分の1に減った。このため今回の天山公園で一部の遊戯類を復活させることは、一種の試みだという。

 (編集:趙莉)