写真説明:ウォール街が上海の人材募集の重点となる
東方ネット18日付ニュース:『東方早報』の報道によると、自主的に人材育成する他、海外へ行って人材を募集する。上海の国際金融建設が人材問題に関して、常に突破口を求めている。上海交通大学の上海高級金融学院が成立した後、巷に流れている上海がウォール街へ行って人材を募集するという噂は、ついに本当のことになった。上海市金融サービス事務室主任の方星海氏が17日明らかにしたところによると、上海市政府は来月、代表団を派遣して海外の金融センターへ行って人材を募集し、海外の金融人材に中国で働くよう勧誘するという。
130人以上の求人
方氏が明らかにした代表団派遣による海外での人材募集は、上海市金融事務室の幹部処が主導し、上海市人事局・一部の中央と上海の金融機関が共同して行う。現在、作成された求人計画のうち、リスク管理とコントロール・資産管理・製品開発・基金マネージャー・業種研究・金融プログラム・デリバティブ・年金委託業務など15種の求人130人があるという。
この人材募集計画は、金融機関に重視され、あるファンド会社の関連人物の話によると、同社は社長が先頭に立って今回の金融事務室の海外人材募集活動に参加し、目標は『投資研究』面の人材獲得だという。
三大活動で人材を募集
実は、代表団を海外へ派遣して人材を募集することは、上海の海外人材募集計画の一部分である。
アメリカのサブプライムローン問題によって、多くのウォール街・ロンドンのシティーの金融人材が、再就職の問題に直面している。上海市金融党委員会・金融事務室は、現在、海外金融人材を募集するために三つの計画を立てた。具体的には、中央と市の金融機構を組織して、アメリカのニューヨークのウォール街・イギリスのロンドンのシティーへ行って『上海市が最も必要な中高層金融人材海外求人会』を開き、上海の国際金融センターの設立成果と上海の人材導入政策を宣伝し、『百人の海外金融人材の上海見学』と『上海金融人材専門研究会』の二つの活動を組織するという。
(編集:趙莉)