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両親の一方が上海市の集団戸籍が持てば 未成年の子供は上海戸籍の申請が可能
2008年 10月 11日10:03 / 提供:

 両親の一方が上海市の集団戸籍を持ち、もう一方が外省市の集団戸籍持っている未成年の子供は、今後、上海戸籍の申請できると公安局が市政協委員への回答で、このほど明らかにした。  

 これまでの基準では、両親とも上海の集団戸籍がある場合に、未成年の子供が両親に一緒に上海の戸籍申請ができる。両親の一方しか上海の集団戸籍を持たず、もう一方が外省市の家庭戸籍だと、未成年の子供は上海戸籍の申請ができなかった。また、上海の不動産所有権を持っている場合、集団戸籍を不動産地区の普通居民戸籍に転換するという。 

 上海市政協委員、上海船舶輸送科学研究所党委書記の瀋以華氏が、今年上海の「両会」開催期間に出した提案では、多くの新上海人はしばらくの間、不動産購入の条件に達せず、子供も上海戸籍の申請の要求が高いため、人材の流失に影響しやすいと述べていた 提案では、現在の政策では、両親の一方が上海の集団戸籍の場合、未成年の子供の待遇は『上海居住証』(人材類)を持っている方の子供には及ばない。規定では、『上海居住証』を持っている両親の子供が有効期限内に、上海での勉学・進学・試験で、上海市民と同等の待遇を享受できるが、上海の常住戸籍(集団戸籍)を持っている両親の子供には関係政策がないと書かれている。 

 上海市公安局が回答した今年の3月、すでに『上海市常住戸籍管理規定』の関係政策を修正したことを明らかにした。新たな政策では、両親の一方が上海市の集団戸籍、もう一方が外省市の集団戸籍の場合、新生児も上海市の戸籍を申請することが可能と決められている。 

 提案中の上海市の集団戸籍の人の外省市出身の配偶者と子供の進学、診察などの市民待遇問題は、市政府の関係職能機関が現在研究・解決中という。                            

(編集:兪静斐)