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果物15万トンが春節期間に市場供給 上海市で大幅な値上がりがなしと予測
2008年 2月 7日16:17 / 提供:

 6日、上海市果物業界協会が明らかにした情報によると、大雪の前に在庫を備蓄したおかげで、今年の春節前後24日間のうち、上海市の果物供給総量は15万トン以上に達している。

 6日、上海農産物センター卸市場では、市場内の200カ所以上の店舗の前に、果物箱が「小部屋」のように陳列された。市場果物部担当者の陳?氏によると、大雪の前に急いで在庫を備蓄したおかげで、今年の市場経営者の備蓄量は平年より増え、個々の経営者の備蓄量は10トン以上で、多いところでは50トンに近い量を蓄えた。その他、半数以上の経営者は果物産地で専用冷凍倉庫を借りて、千トン以上の果物を仕入れた。経営者はいつでも産地の冷凍倉庫から在庫が調達できるから、市場供給は保障されている。

 上海市果物業界協会の情報によると、果物の賞味期限は野菜より長いうえ、今年の上海市の果物の在庫量も増えたため、前期の価格が例年より大幅に値上がったものの、春節期間には上昇幅が僅かだと予測できる。同時に、市民の「果物類」の安全のため、上海果物配送有限会社、上海農産物センター卸市場、上海華中果物交易センター、上海山華果物市場、上海江楊農産物卸市場などの企業が、市場供給と価格への監督を強化した。これらの企業は、果物経営者を全員集めて、果物供給のアレンジ、調達、保存をしっかり実施するよう指示した。春節に乗じて、物価を吊り上げるのを禁止した。

 祝日前に、上海市の大手果物卸市場は、入荷した果物に厳しい品質検査を実施した。上海市場に出回る外省の果物は品質検査証明書を提出しなくてならないと明示した。これに基づいて、毎回の仕入れに対して、サンプル検査を行い、人々の食品安全を保障する。 今年の春節前後の果物市場では、りんご、蜜柑類が約70%を占め、輸入果物は5%以内、その他の小型果物は25%だという。価格面では、福建生産の「長鵬」と名づけた蜜柑の上昇幅は25%以上で、輸入王琳、カリン、西柚子などの品目はプレゼント用籠の需要上昇で、20%以上値上がりしそうだ。

                            (実習編集 王琳)