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「低速リニアモーターカー」が上海に登場
2007年 11月 22日17:10 / 提供:

上海交通機関の新しい主役として低速リニアモーターカーが登場する見込みだ。上海市政治協商会議が21日開いた臨港新城産業発展戦略フォーラムで明らかになった。関係者によると、低速リニアモーターカー産業化基地プロジェクトは、上海電気(集団)総公司が近く着工するプロジェクトとなった。同プロジェクトが達成された後、低速リニアモーターカーの年間生産量は60台(1列車当たり6両編成、計10列車)で、年間懸架の生産量が300になる。「実行中の原子力発電内部コンポーネントプロジェクト以外にも、近く3件の大型プロジェクトが相次いでスタートする」と、上海電気(集団)董事長の徐建国氏はシンポジウムで言及した。そのうち、「低速リニアモーターカー産業化基地プロジェクト」は民生に関わるため注目された。同氏によると、「低速リニアモーターカー産業化基地プロジェクト」の固定資産投資額は3.1億元なり、敷地面積が約23万平方メートルだ。

 

低速リニアモーターカーシステムは騒音が低く、汚染なしで、方向転換の半径が小さく、登攀力が強いなどメリットがあり、将来が非常に明るい技術システムだ。浦東で建設された高速リニアモーターカーと比べると、低速リニアモーターカーの時速は100キロ前後になり、騒音が低く、都市内部の鉄道に向いているという。

(編集:曹 俊)