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生産地区が災害を受け、また運賃増によって、上海の果物・野菜価格が値上がり
2007年 11月 14日15:57 / 提供:

  現在、果物の集中的な発売時期になったが、上海でのリンゴは依然として高い。上海果物類協会の関係者によると、生産地区の減産、運賃の増加などの原因のため、今年の赤い富士リンゴは、昨年の高値に加え再度値上がりして、最近は1級の赤い富士リンゴは1キログラム6元―7元に達し、普通のリンゴは1キログラム5元で、前年同期比約30%値上がりしており、同時に上海の他の果物品種と野菜の価格も若干の値上がり傾向が現れている。

  なぜリンゴの価格は値上がりばかりして値下がりしないか?陝西、山東などのリンゴの主な生産地区によると、今年の8、9月の持続的な降雨のため、多くの果樹が水を被り、以前は1ムー当たり5000キログラムのリンゴを生産することができたが、今年は3000キログラム前後のリンゴしか収穫できず、平均して30%―40%減産している。他の生産地区の減産幅も10%―20%になっている。石油の値段が高くなっていることも、値上がのもう一つの原因だという。上海市の曹楊路、中山北路にある物流会社によると、国際原油の価格が高くなった後、運賃は以前より20%値上がりした。それ以外に、一昨年のリンゴの値上がりに影響され、今年も果物商人は、次から次へと早めに供給源を買いだめしており、来年も高い値段で売るつもりだという点も、リンゴの高値の原因である。

(実習編集:呉燕菁)