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習近平氏が普陀区で調査研究
2007年 9月 5日16:00 / 提供:

 党上海市委員会書記の習近平氏が4日普陀区で調査研究した際、上海は「四つの中心」を建設するために集中と放射の機能を十分に発揮し、揚子江デルタ、揚子江流域と国内外の各種要素が全方位的流通の重要な中枢になると指摘した。さらに普陀区は、上海の「西の大広間」と陸上の重要な門であり、思考の筋道を切り開いて、絶えず新機軸を打ち出し、十分に地区の優位性を発揮し、資源の潜在力を掘り起こして、商業貿易の物流を主とする近代的なサービス業の発展を加速させ、上海が揚子江デルタ、揚子江流域と全国の業務にサービスする中で作用を発揮しなければならない、と語った。

 4日午後、習氏は市委員会常務委員、市委員会秘書長の丁薛祥氏と常務副市長の馮国勤氏と相次いでメトロ中国本部と長風自然保護ビジネス区を訪れ、真北組団商業貿易群の配置計画と長風自然保護ビジネス区全体を視察した。曹楊区の文化活動センターでは、ボランティアが「日光の家」の知的障害者に授業をしているところを参観し、習氏は知的障害者に、しっかりと勉強し、より大きな進歩を勝ち取るよう、熱心に励ました。市指導者は、また上海通貨印刷工場と上海造幣工場を視察した。 

 視察の後、市指導者と普陀区の党政府指導者は座談を行った。普陀区の指導者の報告を聴取した後、習氏は、揚子江デルタの地域協力を推進する中で、上海は業務を深めて、「深く、大きく、レベルを上げ、舞台を作る」業務をしっかりと遂行し、流通経済を一層発展しなければならないと指摘した。流通経済は近代サービス業の発展の重要な方式であり、物資の流れ、資金の流れ、人材の流れ、技術情報の流れを組織し、各種要素をよりよく配置し、高い効率で集中と移動を実現し、地区の経済核心力と競争力と放射影響力を強める。流通経済を発展させるために、チャンス意識を強め、自発的に揚子江デルタと溶け込み、先行チャンスを掴んで発展し、新しい発展と成果を図る。

 習氏は、力を尽くして「水辺の経済」を発展させることを指摘した。蘇州河は上海の母なる河であり、深い歴史と文化内容がある。ロンドンのテームズ川、パリのセーヌ川など国外の河川の開発経験を十分に参考にし、全市が統一的に計画案配して、長期発展を基礎に、総合開発を行う。蘇州河の百年の工業文明を掘り起こし、歴史の文脈を伝承し、努力して水岸の経済を発展させ、沿岸の文化アイデア産業の集中を促進し、重点的に長風自然保護ビジネス区を開発し、沿岸経済の一つのスポットライトにする。より蘇州河の水質管理を強化し、堤防の修繕、空間の確保と景観の改造をしっかりと行って、近代化した国際大都市の母親なる河の良好なイメージを実現するよう指摘した。習氏は、人々の生活問題を非常に重視し、適切に人民大衆のために幸福を図らなければならないと強調した。また、交通インフラの改善を加速させ、適切に住民の交通問題を解決し、古い住宅地区の改造を進め、尽力していくことを堅持し、力に応じて実行し、段階を分け、多くのルートで大衆の住宅問題を解決する。力を入れて団地建設と管理を強化し、団地の公共サービス体系の建設を強化し、団地のサービス管理体制を健全化させる。就業保障と社会的救済を引き続き強化し、大衆感情を満たし、小さな事をうまくでき、適切に広範な大衆の利益をうまく実現し、保護を立派に、発展を立派にやり遂げる。鍵となる点を捉え、絶えず党建設を進め、より下部の党建設活動を強化する。災害を未然に防止し、より反腐敗清廉潔白を強化し、指導幹部を本当に不正なく政治に参与することを促進するよう強調した。

(実習編集 宣少一)