上海市政府は１９日常務会議を開き、全国公共交通優先活動会議精神の貫徹と上海市の公共交通をより優先的に発展させることに関する報告を聴取して審議し、さらに『上海市人民政府の都市公共交通の優先的発展に関する意見』を原則的に可決した。上海市委員会書記、市長の韓正氏が会議を主宰し、講話した。

　会議の中で、公共交通を優先的に発展させることは、人々の最も関心を寄せ、最も直接的、現実的かつ利益のある問題を解決する具体的な表現であり、上海市政府はこれまでずっと重視して、中央政府の精神を徹底的に実行し、さらに超大型都市である上海の特徴と現在の実際的な発展から始め、市民の利益を優先させる原則によって、切実かつ有効で、実行可能な措置を取り、優先的に公共交通の土地使用と資金の投入を確保し、鉄道交通と地上公共交通とつながる一体化した交通システムを大きく発展させ、運行効率をアップさせ、市民の乗り換えに便宜を図り、市民の外出、都市の発展と２０１０年万博開催のために、安全かつスムーズで便利な公共交通を提供する、と指摘した。

（編集：高冠毅）