上海市統計局が２月２８日明らかにしたところによると、２００６年の上海市の都市住民家庭の消費支出は引き続き穏やかに成長し、前年より７．２％アップした。八つの消費支出の類別から見ると、医療保健支出が下降した以外、残りのすべての消費支出は上昇の趨勢を見せていた。

　統計によると、ここ数年来、都市住民のアパレル消費は、ファッションとブランドを求め、高級化、ファッション化と個性化の勢いを示し、アパレル消費の上昇が速かった。２００６年の住民１人当たりのアパレル消費支出は初めて１千元を超え、１０２７元に達し、前年より９．２％アップし、消費支出総額における割合は６．９％で、前年より０．１％アップしたという。

　一方、ここ数年、住民生活の質のアップと生活リズムの加速に伴い、自動車へのニーズが高くなっている。２００６年の住民家庭１人当たりの自動車購買支出は４５８元で、前年より２５％増加したという。

　しかし、２００６年の医療保健での支出が減った。そのうち、住民家庭１人当たりの薬代支出は２％下がり、１人当たりの健康商品の購買支出が１７．４％下がったことは、医療保健支出がマイナス成長になる主要な原因であるという。

（編集：高冠毅）