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上海市民:教育投資に熱中 3.1%の両親は子供のために地元以外の学校を選択
2005年 3月 6日13:57 / 提供:

 教育消費は既に上海市民の家庭消費における重要な項目となった。20世紀90年代中期から、都市住民の教育支出は急騰し続け、2003年には都市住民の一人当たりの教育支出は937元で、1995年より761元増えて、一年当たりの上げ幅は23.2%だった。教育支出の総消費支出における比重は1995年の3%から2003年の8.5%まで上がった。

 調査によると、上海市の住民が子供のために毎学期に支出する一人当たりの費用は以下通り。

 小学生は1603元、中学生は2402元、高校生は4447元だ。教育費用は学校での教育支出や補習クラス、家庭教師など支出を含める。

 また、両親の収入レベルも教育における支出を影響している。例えば、小学生の場合、低収入、中低収入、中等収入及び高収入の教育支出はそれぞれ、905元、1538元、1964元、3390元で、高校時期、両親が高収入である場合、学校における支出は低収入の家庭の2.8倍で、学校以外の教育支出は2.1倍、家庭教師における支出は低収入の家庭の5.7倍であるという。

 子供が良い学校に入学できるために、普通より多いお金を払ってもかまわないと思っている両親は少なくない。調査によると、学校選択費などを払って子供を良い学校に入学させるのは3.1%を占めるという。このうち、両親が高収入である場合に、地元以外の学校に通わせる費用を支出したのは8.4%で、中等と中低収入、低収入のはそれぞれ6%、2.7%と0.8%を占めるという。

(編集:楊 李)