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上海:万博人材を育成するため 国際翻訳証明書試験を導入
2004年 8月 22日17:06 / 提供:

 2010年万博準備活動が全面的に展開されるに伴い、上海の高級専門的な通訳人材の不足問題が日増しに現れてきた。現在、上海万博グループに属する上海対外サービス国際人材育成訓練センターはイギリス言語学会と協力し、ハイレベル、高い質の優れた翻訳人材の育成を計画し、着実に上海の翻訳人材の専門レベルを高めることになっているという。

 2003年万博人材育成訓練の調査によると、2010年上海万博が開催する際に、言語への需要は最も大きい。同時に、目下言語人材の絶対的な供給数がすでに大部分の需要に満たせるものの、ハイレベルな専門的な言語人材、特に専門的な知識を備え、二種類の外国語に精通し、そして滑らかに翻訳できる人材はかなり不足しているという。

 需給割合の崩れた現状に対応し、上海対外サービス人材育成訓練センターは今イギリス言語学会(IOL)と提携し、国際的に通用する証明書の専門的な通訳試験と育成訓練尾プロジェクトを導入し、ハイレベルな通訳人材の育成を目指しているという。

 イギリス言語学会は一つの国際的かつ専門的な言語育成機構である。現在、学会は全世界で延べ31の試験センターを設置し、6000人以上の会員を持ち、なお30種余りの言語テストを提供している。上海が2010年万博を催すことによる需要に適応するため、同学会はすでに中国国内の具体的な情況によって、英中翻訳職業標準とテスト認証を設け、来年年初にも初の国際翻訳証明書試験を行うことになっている。試験に関する関係育成訓練も間も無く出されるという。

 上海対外サービス国際人材育成訓練センターは万博人材育成訓練のセンターの一つである。同センターは今後の五年間で六つの専門的な育成課程(会議・展示運営、専門物流、取引先のサービス、プロジェクト管理、公共関係とマンパワー)を出すことになり、万博のために各類の専門的ハイレベルの人材を育成・提供することを取り込んでいる。

 

(編集:高冠毅)