Home > ニュース > 上海  > 長崎の冬景色ベスト5が誕生
長崎の冬景色ベスト5が誕生
2014年 12月 29日11:13 / 提供:

長崎の温泉

 上海東方ネットが29日までに入手した情報によると、日本国長崎県オフィシャル微博は先日、中国の民衆に対して、「あなたの好きな長崎冬の風物詩」投票キャンペーンを行った。多くのネットユーザーの参加を受け、中国人にとって最も魅力のある長崎の冬景色ベスト5が誕生した。

 

第五位 長崎市―長崎ロマンティックイルミネーション

 冬の長崎市は光に包まれ、冬の夜に合わせ、グラバー園、大浦天主堂、長崎水辺の森公園などでは夜のライトアップが見られる。木々や街並みも照明で満たされ、世界新三大夜景に数えられる長崎夜景にさらなる彩を添える。

第四位 雲仙市―霧氷

 雲仙の霧氷が樹にかかる様子を見るならば、普賢岳、妙見岳付近に行くべき。ここでは12月から3月上旬まで毎月平均12日~14日間、霧氷が樹に掛かる様子を見ることができる。

第三位 佐世保市―ハウステンボス光の王国

 ハウステンボスは長崎県佐世保市に位置し、日本国内最大規模の総合リゾート施設。敷地面積152万㎡の広大な園内は中世ヨーロッパの風情を再現し、四季の花々が咲く庭園や刺激的なアトラクションがあり、老若男女に愛されるテーマパークとなっている。冬季の見どころは、「光の王国」に他ならない。1110万球を超える光が世界最大の光の祭典を生み出し、最新の技術がもたらす「光のショー」もハイライトとなる。

第二位 雲仙市―冬の温泉

 冬は温泉の季節。雲仙の地獄温泉は長崎の温泉のなかで最も有名な温泉であり、温泉好きにはぜひおススメしたい。雲仙温泉の泉質は硫酸性硫黄泉であり、リウマチ、糖尿病や皮膚病に効果がある。吹きすさむ寒風のなか、枯れ枝を眺めながら、露天風呂を楽しむのも小粋である。また、温泉街にはあらゆるお店が立ち並び、温泉以外でも楽しむことができる。

第一位 長崎市―長崎ランタンフェスティバル

 長崎は日本の南端、九州島の西端に位置する。上海からわずか800キロ ほど、直行便でおよそ90分のため、「中国に最も近い日本」だと言われている。そのため、長崎は古くより中国文化の影響を色濃く反映しており、その最たるものが、毎年の春節時期の長崎ランタンフェスティバルとなる。

 

 長崎ランタンフェスティバルは長崎で毎年開催されるお祭りであり、長崎新地中華街で暮らす中国人が町おこしのために春節期に開催していたことが始まりとなり、1994年より規模を拡大させ、冬の長崎の欠かせない風物詩となっている。  

 毎年ランタンフェスティバルの時期に、長崎市内の通りはランタンでいっぱいになり、メイン会場の新地中華街、浜町商店街は、各種ランタンが掲げられるようになる。ランタンのほか、皇帝パレードや龍踊りなど、中国風のイベントが見られ、国内の春節より春節らしいものが見られる。

 冬の長崎の魅力はまだまだたくさんあり、上述の5ヶ所以外にも、西海市のバイオパークのカピバラの露天風呂や五島の一年最後の夕日なども見逃せない冬の風物詩だ。 

 西海市―カピバラの露天風呂 長崎西海市の動植物園バイオパークには冬が待ち遠しいカピバラファミリーが暮らしている。毎年冬になると、ここのカピバラたちはスタッフたちが用意する露天風呂を楽しむことができる。もともと南米で暮らすカピバラと日本の露天風呂の組み合わせはかわいらしく、来場者に癒しを与えている。

 五島―一年最後の夕日 五島の大瀬崎灯台は映画「悪人」のロケ地であり、長崎で有名な夕日鑑賞のスポットでもある。海に向かい、夕日が沈む光景を目の当たりにできる。視界が良いため、一年の最後の日にここを訪れ、一年最後の夕日をその年の締めくくりとする観光客も多い。 

 長崎市野母崎―「水仙まつり」 長崎市の南部に位置する野母崎地区の「水仙の里公園」では、1月中旬から2月上旬にかけて、「のもざき水仙まつり」が実施される。咲き誇る1000万本の水仙に包まれ、水平線に浮かぶ軍艦島(進撃の巨人実写版のロケ地であり、007スカイフォールのデッドシティのモデルとなった海底炭鉱の島!)を望むことができる。

(編集:章坤良)

関連記事