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自貿区がいち早く自動車平行輸入を試行、輸入車が20%安くなりそう
2014年 11月 21日15:29 / 提供:

 上海自貿区で価格が安く、メンテナンスの保障がある輸入車を買える願望は間もなく実現されるそうだ。国務院弁公庁がこのほど発行した輸入拡大の意見では「自動車ブランド販売の関係規定を調整して、中国(上海)自由貿易試験区でいち早く自動車平行輸入の試行を加速する」と指摘した。

  いま、上海自貿区自動車平行輸入の試行案はすでに商務部に報告した。正式返答を取得後、上海外高橋自動車交易市場を土台にし設立する上海自貿区輸入車交易センターは平行輸入自動車の販売管理、アフターサービス保障、消費者権益保障、部品供給の保障と総合サービス管理などを担当する。

  「平行輸入」とは、国内総代理店を除き、其の他の輸入業者が原産地で直接輸入して、その輸入ルートは国内ライセンスを持つ代理店ルートと平行すること。すなわち、自動車販売者は総代理店をバイパスして国内で海外に輸入自動車を直接販売することができる。通常、平行輸入の車の価格は総代理店の輸入車価格より15%―20%安い。しかし、現時点に平行輸入の車が販売後のアフターサービスはまだいろんな問題を解決待ちの状態にある。

  記者の調べによると、上海自貿区内で「平行輸入自動車」の展示、体験、販売など総合性の展示取引プラットフォームと総合メンテナンスセンターはこれから整備される。担当会社は上海外高橋自動車交易市場有限公司。同社は外高橋集団の貿易会社――上海外高橋国際貿易運営センターに統括され、主に外高橋保税区の自動車と工程機械の貿易プラットフォームの整備を担当している。

 

(東方ネット報道 日本語編集:杜軍)