上海港が2017年までに貨物積み下ろしの完全自動化を実現
2014年 11月 20日17:18 / 提供:新華経済
ドイツ紙ディ·ヴェルトは18日、上海港が2017年までに貨物積み下ろしの完全自動化を実現すると報じた。19日付で環球時報が伝えた。
それによると、上海港の埠頭では現在、クレーン64台が昼夜を問わず作業を進めている。7年前から同港で働く陳さんによると、同港では毎日、コンテナ10万個の積み下ろしが行われている。上海港の昨年のコンテナ取扱量は3377万TEUに上り、世界一を誇る。今年は3500万TEUに達する見通しだ。20年前からこのようなペースで増え続けているという。
だが、上海港は近隣の寧波や青島のほか、香港、高雄、釜山などとの激しい競争にさらされており、世界一の座に安穏としていられるわけではない。同港は数十億ドルを投じて新技術を採用。上海港の埠頭にロボットが現れ、貨物の積み下ろしをすべてロボットが自動で完成する日がやってくる。2017年までには完全自動化が実現するという。