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上海など、住宅価格の下落傾向続く
2014年 9月 19日15:55 / 提供:

上海の住宅

  中国の国家統計局は18日までに、全国70の都市の住宅価格の調査結果を発表した。それによると、8月新築住宅の販売価格は前の月に比べて、上昇した都市の数が1つ、横ばいが1つで、残りの68都市では下落した。新華社が伝えた。

  このうち大都市では、北京で1.2%、上海で1.3%、それぞれ前の月より下落し、1%を超える下落が続いている。 不動産市場の伝統的な販売の最盛期である9―10月が訪れ、北京市·上海市·杭州市·深セン市を含む1·2·3線都市で住宅供給量が増加している。不動産企業は販促を強化し、在庫を消化しようとしている。 

  これについて、業界関係者は「一部のプラスの材料により、9、10月の全国不動産販売件数は年内ピークに達すると見られているが、不動産企業の顧客数、新築物件販売率および在庫などの指標が低迷する中、住宅価格は横ばいかやや低下する見通しだ。不動産市場を、全面的に楽観視することはできない」と指摘している。

(編集:章坤良)

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