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春秋航空がHIV感染者の搭乗を拒否して訴えられる
2014年 8月 21日18:47 / 提供:新華経済

 中国紙·法制晩報はこのほど、「春秋航空がHIV感染者の搭乗を拒否して訴えられる」と題した記事を掲載した。 春秋航空がHIV感染者の搭乗を拒否したとして、河南省の乗客3人が瀋陽市東陵区人民法院(裁判所)に起訴状を提出した。春秋航空側に謝罪と損害賠償の支払いを求めている。

 3人は先月28日、春秋航空機で瀋陽から石家荘に向かうため、出発時間の3時間前に空港に到着、自主的に春秋航空側に「自分たちの中にHIV感染者がいる」と申し出たところ、「会社の規定により、搭乗させることはできない」と断られた。

 話し合いの末、春秋航空側が3人のうちHIV感染者ではない1人の健康証明書を出せば、搭乗を認めると譲歩したため、空港医務室に依頼したが、「証明を出す必要はない。HIV感染者も普通に搭乗できる」と言われた。結局、3人は予約していたフライトに乗れなかったという。