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2014年上半期、上海税関の対日輸出入額データ(下)
2014年 8月 18日15:24 / 提供:東方ネット

 二、今年上半期、上海税関の対日輸出の減少のメーンの理由

 (一)消費税の引き上げの影響が依然として続いている。日本の家庭消費の願望が下がっている。4月来、上海税関の対日輸出が増加から減少に変わり、6月まで3カ月連続で下落している趨勢である。それによって、直接的な影響を受けた日用消費品は、今年上半期、税関の対日輸出のアパレルと靴類で、同期比16%、3.8%下落した。

 (二)日系企業が中国から撤退することを速めている。中国の対日加工貿易の輸出入が減少する。現在、日系企業は「中国+1」(中国と別のアジアの国で工場を設置すること)という体制を採用した。今後、日系企業の中国での基地は維持か縮小すると見られた。そのため、今年上半期で、上海税関の対日加工貿易の輸出額は5.5%ダウンし、輸入額は3.1%下がった。

 (三)日本の予備報告制度が実行され、企業の輸出コストがさらに増えている。同制度が実施された後、検査費用が大幅に増加し、対日の輸出利益が少なくなり、企業の輸出の力が弱くなっている。

 三、注目すべきな問題と提言

 (一)日本は中国以外の地区との協力を拡大し、対中投資を削減し、中日貿易の将来の発展空間が日増しに小さくなっている。2014年1~5月、日本の対中投資は同期比42.2%下落した。日本が中国以外の国との協力を強化するのは、中国の対日経済への影響力を下げることを目指し、将来、中日貿易の発展に不利だ。

 (二)中日政治関係の冷却化が、両国間の経済貿易の回復にとって障害である。

(編集:曹 俊)

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