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自貿区が第二回金融イノベーションの九つの案例を発表
2014年 8月 7日17:33 / 提供:

 中国(上海)自由貿易試験区(以下、「自貿区」という)協調推進チーム、上海市金融弁公室と自貿区管理委員会はこのほど、共同で自貿区第二回の金融イノベーションの案例をを発表した。以下は、この9つの案例。

一、自由貿易口座開設と関連業務のイノベーション   2つの案例。

1.金融機構が条件に合致する自貿区内或は海外の機構、企業などに自由貿易口座を開設し、且つ資金の移転を実施する。 2.商業銀行が自貿区の顧客の自由貿易口座に国際貿易貸付を実行する。

二、人民元のクロスボーダーの利用範囲を更に拡大   3つの案例。

1.海外の金融機構が企業の公開披露の情報により直接に企業にクレジットローンを与えられる。

2.人民元クロスボーダーの集中決済と差金決済:自貿区内の登録企業を通して、そのグループ企業の各々の傘下企業の人民元経常項目のクロスボーダー決済を一括にして、集中決済と差金決済の方法で、その海外の財務センター、或はネット決済センターと直接決済する。

3.自貿区内の個人のために個人経常項目のクロスボーダー人民元決済業務を行う。

三、外貨管理の改革措置を更に実施する   二つの案例。

1.自貿区企業の外貨資本金の意向外貨為替決済業務。

2.自貿区直接投資の外貨登記及び変更の窓口を銀行に移行する。

四、融資方法のイノベーションを更に進める  二つの案例。

1.商業銀行が自貿区の顧客にクロスボーダー買収に融資して、海外の株権利の買収に利用する。

2.三方連携のクロスボーダーのリース担保業務:商業銀行が自貿区内の融資リース会社と協力し、自貿区支店のローコストの米ドル貸付資金を利用して、融資リース会社の融資需要に満足すること。

(UDCよりまとめ、日本語編集:杜軍)