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外環状線を走る他都市ナンバーの車から渋滞費徴収の案が浮上
2015年 9月 28日15:21 / 提供:新華夏

  このほど、上海市人民代表大会の代表、李飛康氏は「他都市発行のナンバープレートをつけた自動車が上海市の外環状線に入ると、交通渋滞費を徴収するべきだ」と提言した。同氏によると、多くの上海市民は購入した自動車に他都市発行のナンバープレートをつけている。そのことにより大量の他都市発行のナンバープレートを装着した自動車が上海市の道路を走っている。これは高額で上海発行のナンバープレートを取得した自動車保有者にとって不公平だ。

  同氏は「他都市発行のナンバープレートを付けた自動車が上海市の外環状線に入って最初の2日間は交通渋滞費を徴収しないが、3日目から100元/日(暫定)の交通渋滞費を徴収するべきだ」と提言し、「これらの措置は上海市内の道路を走る他都市発行のナンバープレートを付けた自動車の台数を大幅に減らし、上海市内の交通渋滞を緩和する一方、公平性と合理性を実現する」としている。

  この建議に対し、上海市交通委員会は「次のステップとして、交通渋滞費に関する討議を議事日程にあげ、積極的に上海市の関係部門と共に交通渋滞費の徴収問題をめぐって討議し、交通渋滞費の徴収方法などの実行可能性を検討する」と明かした。