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ニュートンリンゴ木が上海辰山植物園へ接ぎ木
2015年 8月 31日9:35 / 提供:松江区

 英国国家級文物であるニュートンリンゴ木が辰山植物園の隔離試験基地ですくすく生長している。 英国ニュートン荘園からのリンゴ木を上海ですくすく生長させるために、辰山植物園の国家級隔離試験基地に出入しては白衣、ブルーヘッドカバー又は専用シューズカバーを着用しなければならなく、これも当試験基地に出入する条件である。

 ある情報によると、ニュートンリンゴ木が英国国家級文物として、英国国家信託基金会によって管理される。英国の上海駐在総領事館の文化領事であるMatt Burney氏のおかげで、上海市科協代表団は今年3月に英国ニュートン荘園に訪問し、当荘園からリンゴ木の枝を切り取った。そしてこの珍しい枝が英国税関から出て浦東空港税関を通過した後、上海トップ園芸師によって成功に辰山植物園国家級隔離試験基地で接ぎ木されて健康に生長してきた。 

 リンゴの木が温帯の涼しい気候を好むから、上海で栽培されることは多くの課題を克服しなければならない。これで、辰山植物園は専門研究グループを組織して多くの研究を行った。中科院院士の楊福家氏は、「今回ニュートンリンゴ木の接ぎ木について多くの課題を克服したことはちょうど科技創新と研究成果の体現である」と賛嘆した。