日本と上海の医療など議論 日本いわき市でシンポ
2015年 8月 30日10:14 / 提供:
いわき市の常磐病院などを経営するときわ会と、東大医科学研究所、中国の上海復旦大の合同シンポジウムは29日、いわき市総合保健福祉センターで開かれ、高齢化が進む日本と上海の事例から医療と社会の在り方に意見を交わした。
ときわ会と東大医科学研究所先端医療社会コミュニケーションシステム社会連携研究部門の主催。共通の課題を持つ両国の事例を学ぶとともに、東日本大震災の被災地に理解を深めてもらう目的で初めて開催した。
両国の医師や教授ら12人が発表し、地域包括ケアシステムや医療保険制度など多様な切り口から高齢化社会を考察した。上昌広東大医科学研究所特任教授は「この地で医療に携わる人を育てよう」と呼び掛けた。
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