27日の上海の株式市場は、このところ大幅に値下がりした銘柄を買い戻す動きが広がり、代表的な株価指数の終値は、26日に比べて5.34％高となり、3100ポイントに迫った。

 人気セクターを見ると、金利と準備金比率のダブル引き下げ後に印紙税引き下げの観測が高まり、銀行、証券、保険は好調に伸び、急落後に市場を下支えする動きが見られた。そのほか、高速鉄道セクターも再び力強い伸びを示した。

  上海総合指数は終値3083.59ポイント、5.34％高、取引高4042億8900万元、深セン成分指数は終値10254.35ポイント、3.58％高、取引高3610億1600万元、創業板指数は終値1959.49ポイント、3.67％高、取引高388億6100万元。上海·深セン両市場であわせて200銘柄超の銘柄がストップ高となった。

（編集z）