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上海理工大学学生訪日ツアーが帰国、感無量
2015年 8月 24日16:01 / 提供:

日本の観光地を楽しむ学生たち

  中央大学学員会中国留学生支部主催、東方ネット海外経済文化センター、アジア太平洋協力会協賛の上海理工大学学生訪日ツアー一行が週末、約一ヶ月の日本訪問活動を終え、無事に帰国した。

歓談する中日の学生たち

 一行は、北海道や東京で中央大学と東京工業大学、東京理科大学及び慶応義塾大学の学生らと交流するほか、日本電子株式会社や国誉株式会社及び亀甲万株式会社などの大手企業を訪問した。また、着物体験するイベントにも参与した。

金山ダムを見学する学生たち

  上海理工大学能動力学院の馬佳琦さんは以下のように述べた。「今回の修学旅行で特に印象深いのは南富良野にある金山ダムだ。同ダムは洪水調節、かんがい、発電、飲用水供給の目的を持った多目的ダムとして、北海道民の経済、生活向上に役立っているほか、人造湖とは思えないほどの環境にも恵まれていることから、南富良野町の観光の拠点として、日本国内だけでなく、海外の人々がカヌーやキャンプそして景観を楽しみ、ログホテルラーチや保養センターなどを訪れてくれる。僕の専攻はニューエネルギー開発·利用だ、今後、金山ダムデザイナーの環境保護などの理念を生かせたい」。

火山付近で記念写真に納まる学生たち

  愛称「キノコ」と呼ばれる女子学生は、「私の専攻はアニメで、ずっと日本のアニメ、特に宮崎駿の作品が大好きだ。今回、見渡す限りの海岸線や山奥に置かれる神社などが絵みたいで、ひきつけられている。また、北海道の小樽で散策した際に、路地裏の売店にいるおじいさんにkinoko文字入れのネックレスを頼んだら、おじいさんから「キノコちゃん」と呼んでくれて非常に親しく感じた」と書いた。

富良野で

 三回目に日本訪問した魏和さんは、「来るたびに異なる体験ができており、なかなか忘れがたい旅だ。富良野のあちこちにあるラベンダーが魅力にあふれており、洞爺湖の花火大会や函館のお祭りも初の体験だ。また、いつも日本人の礼儀作法や勤勉及び優しさに深い印象を残した」と語った。 

「白い恋人」工場を見学する学生たち

 愛称「hey jude」と呼ばれる男子学生は、「今回、東京のデパートで買い物した後、うっかりして財布やパスポートなどを紛失してしまいました。悩んでいるとき、日本市民と警察や訪日ツアーを率いる先生及び在日本の中国大使館の方々の努力により、とうとう失われたすべての貴重品が手に戻ってきた。感謝の気持ちは言葉で表現できないほどだ」と感無量。

主旨講演

 上海理工大学日本文化交流センターの何伟銘主任が締めくくった。「学生達は、約4週間の日本生活で、自分の目で本当の日本を見て、身体で日本を感じで、多くの日本人との接触することによって、日本を再認識してもらった。一方、9月上旬にも約20名の日本人大学生を上海に迎え、本当の中国を見て、中国人と接触することによって、互いに一部のマスコミの偏った報道の影響を自ら払拭してくれれば幸いに存じる」。 

(編集:章坤良 写真も)

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