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1日の降水量240㍉超 例年の梅雨期総降水量に相当
2015年 6月 29日7:21 / 提供:上海ジャピオン

  上海市では、6月16日(火)22時から降り出した豪雨により、嘉定区や宝山区など、市北部の多くの観測地点で降雨量240㍉超えを観測した。

  市中心気象台は17日(水)2時46分に「豪雨黄色警報」から「豪雨オレンジ警報」へと発令を変更し、さらに警戒を強化。 今回の暴雨について気象台は、東へ移動した梅雨前線と西南方向へのジェット気流が低空で衝突する〝ウインド·シア〟現象が発生、さらに市の高湿度と降雨帯の停滞によるものと分析。

 また、今回の暴雨による1日の降水量は、例年の梅雨期間の総降水量244㍉とほぼ同等だった。21日(日)~26日(金)は梅雨前線の北上に伴い、再び市内で暴雨が降る可能性が高いという。

 そのほか16日(火)、市内各所で大規模な渋滞が発生、空の便でも浦東·虹橋の両空港にて約600便がキャンセルまたは遅延となるなど、雨の影響が大きかった。