「新常態に基づく金融改革と開放拡大」をテーマにする２０１５陸家嘴フォーラムが２６日午前、開幕した。中国証券監督管理委員会の肖鋼主席、上海市の楊雄市長が挨拶をした。

　同フォーラムは上海市人民政府と中国人民銀行、中国銀行業監督管理委員会、中国証券監督管理委員会、中国保険監督管理委員会が共催した。中国証券監督管理委員会の肖鋼主席、上海市の楊雄市長は今回のフォーラムの共同議長を担当する。２６日、２７日に、市政府、金融管理部門、金融市場、金融機関、大学研究機構の１３０人のゲストらは資本項目の開放、人民元国際化、金融法治、人材など数議題をめぐって、深く検討する。

　紹介によると、今回のフォーラムは５つの部分に分けられる。そのうち、２回の全体大会は国内と国際の角度から、「経済新状態と中国金融改革深刻化」、「グローバル金融管理と金融監督管理改革」について、検討を行う予定だ。また、フォーラムは改革シリーズフォーラム３回、開放シリーズフォーラム３回、テーマフォーラム３回、浦江対話３回も設けられる。為替・金利の市場化改革、株の発行登録制度の改革、保険業の改革・革新、自由貿易試験区金融開放革新、金融国際協力と「一帯一路」、金融人材発展環境の作り上げ、インターネット金融などホットな話題を検討する。

　また、今回のフォーラムは「２０１６G２０グローバルサミット展望」閉幕円卓会議も設置される。２０１６年、中国で開かれるG２０グローバルサミットに対応し、国内外のゲストにグローバル管理など重大問題について、検討・展望をしてもらうことを目指す。 

（編集：曹　俊）