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上海で学ぶ日本人「最初はとても不安だったが…」
2015年 6月 1日15:03 / 提供:新華経済

  中国広東省広州市の地方紙·羊城晩報は29日、同市にある華南理工大学でこのほど行われた国内9校の大学で学ぶ各国からの留学生たちの弁論大会で語られた「中国のイメージ」について伝えた。弁論大会に参加したのは、同大のほか、北京理工大学や上海の同済大学、黒竜江省のハルビン工業大学、重慶大学などの留学生ら20人だ。 華南理工大学で学ぶベトナムとタイからの留学生は中華系で、中国は「親近感があるけど、新鮮な感覚」だという。上の世代の人たちに聞いた中国のイメージと現在の様子は大違いだが、「言葉や思いは変わらず、中国は永遠にわれわれ華僑の夢だ」と語っている。

  また、同済大学で学ぶ日本人の男子留学生は、「中国に来たのは3回目だが、中国と中国人に対するイメージは180度変わった」として、「最初は『危険ではないか?』、『差別されることはないか?』ととても不安だったが、親切で勤勉な人々に出会い、日中友好の懸け橋になりたいと思うようになった」と話した。