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上海で早咲き桜が開花 混雑見込んで早々と対策打つ
2015年 3月 14日15:38 / 提供:中国国際放送局

 上海のさくらの名所·顧村公園の早咲き桜が3月初めから咲き始めた。9日付けの「上海晨報」によると、先週の土日は雨のため観光客がいつもより少なかったものの、約2、3千人の花見客が顧村公園を訪れた。定例の桜祭りは、今年も3月18日から4月15日に開催されるということだ。

 上海の他の公園でも、早咲き桜が咲いている。主な場所としては、寒緋桜と河津桜が400本余りある顧村公園のほか、河津桜600本あまりの並木がある辰山公園、数種類の桜が植えられた上海植物園などがある。

 中でも、宝山区の顧村公園での桜の花見は、上海の春の風物詩になりつつある。過去には、一日最高で17万人の来場者を記録した。

 年末年始の将棋倒し事故を受け、上海市はこの春花見客が殺到することに備えて、早々と受け入れの準備を始めている。花見客をより多くの場所に分散できるよう、上海市は市内8つの公園で同時に桜祭りを開催する。顧村公園の責任者によると、来場者数が瞬時の最大収容力(延べ12万人)の8割、つまり、延べ9万6千人に達した時には、入場規制を緊急に発動するということだ。また、宝山区政府は3月18日に、人ごみなどの治安対策を含めた桜祭り開催の詳細を発表するということだ。

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