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上海出版業国際化が加速 中国教材はイギリスに進出
2015年 3月 11日16:25 / 提供:東方ネット

 東方ネット11日付の報道によると、近頃、イギリス大手出版社のハーパーコリンズは上海華東師範大学出版社と提携して上海で有名な補充教材の「一課一錬」数学版をイギリスに進出することが分かった。華東師範大学出版社社長の王焰氏により、イギリス版の「一課一錬」は現在、緊張に編集している。合わせて11冊があり、今年夏にイギリスで発売する見込みだ。

 中英両国教育交流のブーム、中国教材海外への進出を促進

 ここ数年、中国の基礎教育はだんだん欧米に重視される。2013年、経済協力開発機構(OECD)は2012年「国際学生評価イベント」(PISA2012)結果を発表した。統計データにより、上海中学生の数学、読み、科学能力が何れも世界一となる。数学では上海学生の平均点数は613点、イギリスの学生はただ494点となる。

倪明氏

 情報筋によると、上海学生のPISA成績が極めて優秀なのでイギリス教育業界の人たちが何回も上海を訪ねて教育の経験を学ぶという。2014年、イギリス教育·幼児部副部長のテルズ氏が上海を訪問、上海の教師を誘ってイギリスで数学を授業してほうしい。また、イギリス教育大臣の二ブ氏により、将来、イギリス学校の数学や科学で上海の教育方式を利用してほしいという。

 華東師範大学出版社·補充教材支社社長の倪明氏により、中英両国教育分野での交流は間違いなく中国教材の進出を促進する。今回、中国の「一課一錬」を導入するのが中国の数学教育は外国に認めることの証明である。倪明氏が「2014年7月にイギリスで開催される国際数学交流大会で同補充教材を紹介したからイギリス大手出版社のハーパーコリンズと出版を合意したまで、そのスピードにびっくり!」と語った。

任友群氏

 華東師範大学副学長、教育学部教授の任友群氏が明らかにしたことろによると、今時、世界各国はますます教育を重視、他の国の経験を学ぶ趨勢がある。中国教育の国際化も深刻になって、各分野で世界各国との交流や合作が多くなる。中国の基礎教育は現在、世界に注目されることだ。今回、中国の補充教材の「一課一錬」はイギリスに進出するのが良い事例となり、今後、そういう合作はますます増えていくという。

(編集:f)

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