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“爆買い”、上海総領事館が旅行社に表彰状
2015年 3月 11日13:41 / 提供:

在上海総領事官邸で行われる山梨ワインの魅力発見試飲会

 中国本土から日本を訪れる観光客が今年に入って急激に増えている。2月の春節(旧正月)連休には45万人の中国人客が日本を訪れ、電化製品や化粧品などの“爆買い”も話題になった。こうした中、日本の在上海総領事館はこのほど、同館として2回目の現地旅行会社を対象とした表彰式を行い、5社に表彰状を授与した。澎湃新聞が伝えた。

 表彰は昨年7~12月に訪日観光のビザ取得数が多く、日本での旅行者失踪などの問題がなかった上海周辺地域の旅行会社が対象で、上海春秋国旅、浙江杭州途易旅游、杭州新浪国旅、蘇州楽郷国旅、蘇州太湖国旅の5社が表彰状を受け取った。

 総領事館によれば、同館が管轄する上海、江蘇、浙江、江西、安徽の5地域で2014年の訪日ビザ発給数は87万4000件に上り、それまで過去最多だった12年の2倍を超えた。特に今年1月に日本が中国人個人観光客に対するビザ発給要件を緩和して以降、訪日客が激増。1月だけで個人旅行客へのビザ発給数は5万7473件と、前年同月の3倍に上った。

(編集:章坤良 写真も)

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