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「国泰」チューリップ展示会が松江で開催
2015年 2月 28日20:05 / 提供:松江区ネット

 去年オランド訪問中の習近平国家主席及び彭麗媛夫人によって名づけられた「国泰」チューリップがこのほど、上海辰山植物園で一般公開される。これは国内展示ツアーの2回目だ。  

 60本の「国泰」が数束に括られ、辰山植物園の温室の冷蔵庫に入れてある。これら新鮮な切り花がか弱いため、温度、湿度、光など厳しく管理する必要がある。

 「希少な品種として、『国泰』チューリップは全世界で7000本しかない」と温室主任の楊慶華は説明した。

 「チューリップの原産地は古代中国の西域及びチベットだ。新しいメンバーとして加わった『国泰』は世界で数が少なく、チューリップの中の極上品種と言っても過言ではない」と言い足した。

 「我々は熱帯花果館の中で中国風の『国泰』コーナーを設計している」とベルギーのデザイナーThomasはそう教えてくれた。ヨーロッパのデザインの視点で、「帰宅した花火」という「国泰」コーナーを温室内で演出しようとしている。

 2ヶ月続く2015「国泰」チューリップ全国巡回展は北京、上海、杭州、武漢、太原の5都市で開催される予定で、他の都市も巡回展を招致しているという。今回の展示は花そのものの展示だけでなく、世界トップレベルの生花芸術の展示ともなる。世界トップクラスのフラワーアーティストたちが動的な表現法と静的な表現法を持ち合わせて完璧に演出するからだ。主催者の説明によると、「チューリップのアートの旅」をテーマとする今回の展示会において、すべての作品は海外のアーティストに念入りにデザインされて、世界の最高水準を代表する。ドイツのデザイナーAanemoneは、「チューリップにチューリップ自身の物語を語ってもらう」とすべての作品を「チューリップのギャラリー」と例えて述べた。