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空港で他人の窓側席を占有して出発遅らせた男に行政拘留処分
2015年 2月 28日15:50 / 提供:新華経済

 上海の空港で26日夕方、「窓の外が見たい」という理由で他人の座席を占有し続け、飛行機の出発を大幅に遅延させた男が警察から行政拘留処分を受けた。香港·東網が27日報じた。

 トラブルが起きたのは、上海虹橋空港発広州行きの上海航空9311便。ネットユーザーによると、男の乗客1人が、窓の外を見るために他人の座席を強引に占有。乗務員が20分あまりに渡って説得したものの、この男は「先に乗ったものが先に席を取れる」というルールを主張し続けたという。周囲の乗客からは男を飛行機から降ろすよう求める声があがり、航空会社も男を降ろすことを決めたとのことだ。

 この騒ぎによって、同便は1時間40分遅れて同空港を出発した。 男は駆け付けた警察官によって飛行機から下ろされ、事情聴取を受けた。そして、航空機上の秩序を乱した疑いで、男には行政拘留7日間の処分が下された。

 ネットユーザーの話では、男は38歳で、現地有名大学の博士課程に在籍、公用で広州に出張する予定だったという。精神状態に異常はないとみられる。