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レストランに10卓分以上の年夜飯の予約があれば、申告義務づけ=中国·上海
2015年 1月 25日12:34 / 提供:日本新華夏

 情報筋によるとこのほど、「上海杏花楼」や「上海老飯店」、「紹興飯店」などの有名レストランは年夜飯(大晦日に家族そろって食べる夕食)の予約でいっぱいになっている。「小南国会展中心店」など少数のレストランでは14人-16人用の席ならば空席はまだあるという。

 豪華な年夜飯の予約は少ない。「金茂君悦大酒店」の関係者によると、中華料理レストランでは、単価がそれぞれ6888元、8888元、1万888元の年夜飯はいまでも予約可能だ。

 上海市餐飲烹飪協会の金培華副秘書長によると、出来合いの年夜飯の販売量は2-3割減少した。政府や法人向けのブランドにも影響が及ぶが、家庭向けの安いブランドの販売は今年、増えている。出来合いの年夜飯の平均価格は500元前後。うち単価380元前後は最も人気が高い。

 上海市食薬監局食品餐飲監管処の張磊副処長は22日に「レストランの販売する年夜飯と出来合いの年夜飯を対象に、特別検査を行う」と語った。

 張磊副処長によると、規定では、テーブル10卓分以上の年夜飯を提供するレストランは事前に上海食薬監局に申告する義務を有する。また、年夜飯は普通の食品加工と異なり、食中毒があれば大きな影響が出る。従って、検査でも監督管理を強化するという。

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