Home > ニュース > 上海  > ビザ発給条件の緩和、上海から訪日に拍車をかける
ビザ発給条件の緩和、上海から訪日に拍車をかける
2015年 1月 9日17:24 / 提供:

長崎風景

 日本の岸田文雄外相は記者會見で、日本を訪れる中國人の個人観光客らに新たに発給する數次ビザの有効期間を5年にし、さらに初回の訪問地も自由とする緩和策を発表したという。この政策は中國の「相當な高所得者」を主な対象とし、19日から運用が開始される。  

 これまでのビザは「十分な経済力を有するものとその家族」を対象に、有効期間は3年で、東日本大震災からの復興や沖縄振興のため、初回は岩手県、宮城県、福島県、沖縄県のいずれかを訪れることが條件になっていた。

 在上海日本総領事館の小原雅博総領事がこのほど、東方ネットに明らかにしたところによると、「2012年の1年間の査証発給件数は43万5千件で、史上最高の記録となった。しかし、昨年は僅か半年でこの記録も破られ、年間の査証発給件数は2012年の約2倍に達した」としている。

 1月19日から新たなビザ発給条件の緩和により、上海から訪日に拍車をかけるとなりそうだ。


(編集:章坤良)

関連記事