Home > ニュース > 万博  > モロッコデー開催
モロッコデー開催
2010年 9月 30日17:27 / 提供:

52508.jpg 

モロッコのAbdelouahed Radi衆院議長があいさつ

52509.jpg

上海市人民代表大会常務委員会の劉雲耕主任があいさつ

52510.jpg

モロッコの特色あふれる公演

52511.jpg

衣装には北アフリカの風情が漂う

52512.jpg

関係者がモロッコ館を見学

 モロッコはアフリカの北西部に位置し、1年を通して気候がよく、花や木が生い茂って「北アフリカの花園」と称せられている。9月30日、上海万博はモロッコデーを迎え、式典が万博会場の万博センターで開かれた。

 式典でモロッコのAbdelouahed Radi衆院議長は、「モロッコの上海万博への参加は、モロッコと中国の長い友好関係が新たな段階に差し掛かったことを示している。モロッコ館と中国館は隣接し、指呼の間に望める位置にある。10月1日は中華人民共和国建国61周年の記念すべき日であり、モロッコはこの機会に両国の関係がさらに強固になり、発展していくことを願っている」とあいさつした。

 上海市人民代表大会常務委員会の劉雲耕主任は、「モロッコはアフリカで唯一、自らパビリオンを建設して上海万博に参加した国だ。国交樹立から半世紀余り、中国とモロッコ両国の友好交流と互恵関係での協力は、各方面で成果を挙げている。上海万博を通じて両国の友好関係が一層固くなるとともに、モロッコ館が上海万博の人気館の1つになることを期待している」と語った。

 式典ではモロッコから来た役者が国の特色あふれる公演を行い、会場から盛んな拍手が送られた。

 モロッコ館は万博会場のAゾーンにあり、「モロッコの都市住民の生活芸術」をテーマとしている。パビリオンはモロッコの豊かな文化から栄養を吸収し、知恵と創造精神にあふれている。館内は3階に分かれ、モロッコの豊かな伝統文明の遺産と現代の都市住民の生活芸術を示し、都市生活のさまざまな局面と都市住民の多くの期待を反映して、上海万博のテーマを体現している。モロッコ館は果樹に彩られ、池や噴水から成るアンダルシアガーデンの中は、緑と陽光に包まれている。

(編集:三好雅彦)