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万博特許製品の生産と販売で会議
2010年 8月 6日17:39 / 提供:

 8月5日、上海万博の特許製品を法に基づいて誠実に生産・販売するための会議が、上海市の上海展覧センターで開かれた。

 会議では万博特許製品の生産と販売の状況が報告された。この中でメーカーは323社、小売業者が229社あり、29種類1万6000品目が売り出され、32の省区市の7813カ所で販売されて販売額は200億元を超えることが報告された。そのうち万博会場内での販売額は6億5000万元に達している。人気の商品は海宝のぬいぐるみ、文具、携帯ストラップ、キーホルダーなどとなっている。

 上海万博特許製品経営事務局法務部の顧祖平部長は、「特許製品が人気になることは、不法な業者が売り込むチャンスになり、偽物は増え続けている。とりわけ海宝の偽物商品は小さく隠しやすいため、既に会場内にも入り込んでいる。今後は取り締まりにさらに力を入れ、万博の知的財産権と消費者の合法的な利益を守りたい」と決意を語った。

 特許製品の生産と販売は「清廉な万博運営」の重要な部分を占めている。担当部局は、特許製品の清廉な生産と販売の調査を重ねることや警告と予防を強化することなどを重視している。会議では万博特許製品のメーカーや小売業者が「清廉誠実承諾書」にサインし、生産や小売りの過程で清廉に行動し、誠実に経営していくことを誓った。

(編集:三好雅彦)