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オーストラリア館で生物科学技術交流会が開催
2010年 6月 27日15:01 / 提供:

 万博ネット26日付ニュースによると、オーストラリア・中国生物科学技術交流会が26日、上海万博オーストラリア館で開催した。2005年ノーベル生理学・医学賞を受賞したバリー・マーシャル教授が、交流会で「ノーベル賞――知られていない物語」という講演をした。オーストラリアと中国の生物科学技術業界の専門家や、企業、学校の代表らが、交流会に出席した。

 マーシャル教授は自分の物語を皆と分かち合った。同僚のロビン・ウォレン氏と胃炎と関連のある螺旋菌について研究した。1982年、ヘリコバクター・ピロリの初期培養を行い、ヘリコバクター・ピロリが胃潰瘍や胃癌と関連があるとの仮説を立てた。そして、2005年、「ヘリコバクター・ピロリの発見と胃炎と十二指腸潰瘍における役割」を表し、マーシャル教授とウォレン氏は、ノーベル生理学・医学賞を受賞した。

 

(編集 孫バイ)

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