上海万博の文化公演プログラムの概要が４月２８日、初めて発表された。プログラムでは会期中７６０に上る公演が予定されている。万博の会期中、世界各地から特色ある団体が大量に会場を訪れ文化公演を行う。万博の主催者が手配した公演だけでなく、国内の各省区市、世界の各国、国際機関などが多彩な公演を予定している。

　現時点では１８０余りの国や国際機関が国家館の日、栄誉の日などに公演を予定している。現在確定している公演プログラムは豊富で多様な内容となっており、特色が鮮明で芸術的にも非常にレベルが高く、グローバルな文化交流の促進に大きく寄与すると期待されている。

　公演はタイ古来の舞台劇やソロモン諸島の民族音楽など世界各国の民族の特色を表したものが多い。そのほかにも、イタリアミラノのファッションショーや中国とスコットランドの合作ミュージカルなど、新たなアイデアで創作されたものも少なくない。会場では、レバノンのカラカラ歌劇院やロンドン交響楽団、南アフリカのソウェト合唱団などの世界的に名高い団体の公演を鑑賞することもできる。また、ロシアの歌手・Vitas、日本のグループ・SMAP、米国のジャズピアニスト・Herbie Hancockといった中国でもおなじみのスターが来場し万博に華を添える。

（編集：三好雅彦）