イタリアは世界で有名な「ファッションの都」であり、素晴らしいアイデアも溢れている。イタリア改革・公共管理革新省顧問のAntonio Cianci氏が２８日午前、イタリア館の記者会見において、「２０１０年７月１５日から３０日まで、上海万博イタリア館は一連の『イタリアの革新』コンテストの成果を展示し、上海万博イタリア館が世界と一緒に、革新技術を分かち合う理想的な舞台になるよう期待する」と発表した。

「イタリアの革新」コンテストは、「人の都市」というテーマを巡って、テーマと最も合う革新技術・都市発展と生活の質が選ばれた。建築、管理、組織、メンテナンスと発展や流動性、情報、健康、公共安全、環境保護、電子政務と公共行政管理の関連技術を含む。

同館で展示される予定の「イタリアの革新」コンテストの成果は、ほとんどが本物の商品だ。例えば、空気中の灰を吸収する塗料、新型食品と市場にある商品のアップグレードなど。Cianci氏は、イタリアの革新意識が非常に強い。このほど、１０００点の科学技術商品を対象にして調査を行っており、その３０％の商品がイタリアからだ。イタリアの革新理念と中国の技術特徴を結んで、未来科学の発展の趨勢を作ることができると信じると語った。

イタリア政府総代表事務局長のMaria Assunta Accili女史は、今回の万博で、世界に、アイデアと革新、芸術と技術の融合したイタリアを見せたい。イタリア館は新型建築材料、住宅自己制御体制、浄化運輸、リサイクルエネルギーや新興工業デザインの趨勢、ナノテクの潜在的な応用など先端の建築技術を展示すると述べた。

（編集：曹　俊）