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中国、石油掘削施設の移動「外的要因とは無関係」
2014年 7月 18日14:26 / 提供:中国国際放送局日本語放送

 中国外務省の洪磊報道官は17日、中国の石油掘削プラットフォーム「海洋石油981」を西沙諸島海域から海南島付近へ移動することを明らかにしたうえで、「これは関連企業の海上作業計画に基づいたもので、外的要因とは関係がない」と述べました。

 米国務省の報道官は16日、中国が石油掘削施設を移動させることを歓迎するとしながらも、「その背景は推測しない。関係国が、一方的な挑発行為を凍結し、『南海各側行動宣言』の実行のために環境を整えることを支持する」と話しました。

 これに対し、洪磊報道官は「中国は領土主権と海洋権益を断固として守り、南海の平和と安定を確保する。関係国が、客観的で公正な姿勢で関係する問題に対応するよう期待する」と強調しました。

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