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BRICSの協力が新たにスタート
2014年 7月 17日15:15 / 提供:新華網日本語

 【新華社北京7月17日】高い注目を浴びていたブリックス(BRICS)国家開発銀行(BRIC銀行)と応急備蓄の手配が15日、第6回新興5カ国(BRICS)首脳会議の期間中に正式に設立された。二大協力メカニズムの誕生はBRICSの協力の新たなスタートを打ちたて、BRICSの協力の新構造を切り開き、国際金融秩序の進化のために新たな原動力を注ぎ込んだ。

 サミットの発表した『フォルタレザ宣言』に基づいて、新たに設立されたBRIC銀行の初期資本は500億ドル、初期の資産査定は1000億ドルで、主に発展途上国のインフラプロジェクトのために資金を提供する。応急備蓄の手配における初期の資金規模は1000億ドルで、その趣旨は関係国の短期流動性の圧力への対応を援助することにある。

 この二つのメカニズムの発表は、国際世論にBRICSメカニズムがこれまでで最も重要で、最も堅実で、最も壮大な志を明らかにもしたと公認された構造的な建設で、一里塚としての意義を備えている。

 もちろん、BRICSの協力をより深めた後には、きっと新たな問題に直面もするだろう。各国の国情、政情や文化はそれぞれ異なっており、利益へのアピールに違いが存在することは正常に属する。これらはみな成長中の悩みで、大騒ぎする必要はなく、ましてむやみに卑下することはない。BRICS諸国が互恵 ウィンウィン、平和発展の理念を守り、経済要素の自由流動を推進し、グローバルガバナンスを積極的に改善し、相違を調和し、管理 コントロールさせ、利益こもごも至るの状況を拡大すれば、BRICSは世界経済という巨船が遠くまでの安定航行を確保するためのバラストや、希望のれんがになる能力が完全にあるのだ。

 

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