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5月は中国の70都市の住宅価格の半数が前月比で低下
2014年 6月 19日13:33 / 提供:新華網日本語

 【新華社北京6月19日】国家統計局が18日に発表したデータによると、70の全国大中都市のうち、5月の新築住宅と中古住宅価格が前月比で低下した都市の数は35都市に上った。新築住宅は前月比で27都市、中古住宅は前月比で13都市、それぞれ増加した。 

 国家統計局都市司の劉建偉高級アナリストは、次のように分析する。一部の都市で住宅在庫率が高水準に達し、短期における市場予測の不透明感も加わり、買い手の様子見姿勢が続き、一部のデベロッパーが販売促進のための優待措置を講じたことによって、住宅価格が下落した。 

 新築住宅(保障性住宅「低中所得者向けの政策支援住宅」は含まない)の価格変動を見ると、5月は70の大中都市のうち、価格が前月比で低下した都市は35都市、前月並みは20都市、上昇は15都市に上った。価格が前年比で下落した都市は1都市、上昇した都市は69都市だった。 

 中古住宅の価格変動を見ると、5月は70の大中都市のうち、価格が前月比で低下した都市は35都市、前月並みは16都市、上昇は19都市に上った。価格が前年比で下落した都市は5都市で、前月並みは1都市、上昇は64都市だった。 

 不動産業の景気動向指数はやや低下し、投資も減少している。国家統計局が今回、発表したデータから次の内容が示された。5月は中国の不動産開発景気指数が95.02で、前月比で0.77ポイント減少した。今年1月から5月までの全国不動産開発投資は前年比で14.7%増加したが、伸び率は今年1月から4月までと比べて1.7ポイント減少している。