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日立が、中国で攻勢を見せる
2014年 6月 10日17:07 / 提供:

 日立製作所は中国業務で攻める勢いを見せている。日立グループの指導者200人の中国訪問は、9日に北京に到着し、中国経済政策のメンバーと面会し、環境保護とエネルギーについての解決案を提出した。日立の中国での売上は1万億円を超え、規模最大となり、中米関係の摩擦がある現在に、攻勢を強め、アメリカ通用電気(GE)とIBMを抜いて、巨人になろうと目指している。

 日立は中国での研究開発グループを2015年度に3000人に増やし、2013年度より33%増となった。激しい競争で中国現地のニーズに応えるようにしている。かつ、環境保護、IT関係のインフラ施設業務で、開発からメンテナンスのワンスットプドアシステムを作るとしている。

 また、国際情勢も日立を後押ししている。アメリカが5月以来サイバー攻撃で中国解放軍の5人を起訴したことに対して、中国政府は打ち返し、国内の銀行はIBMサーバーを使わないようにした。

 しかし、ある日立業務に詳しいアナリストは、「日立は日本で大成功したが、世界1の業務が足らず、中国を始め世界的範囲での業績を獲得するため、業務の選択と集中が必要だ」と指摘した。

(編集:兪静斐)

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