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京東商城が米国上場 中国電子商取引業界の勢力図に変化
2014年 5月 25日11:02 / 提供:新華網日本語

 5月22日のニューヨーク市場は軒並み下落となったが、投資家の京東商城IPOに対する情熱に影響はなかった。

 中国最大の電子商取引会社の京東商城は、1株19ドルで9368万5600株の米国預託証券(ADS)を発行し、中国時間5月22日21時30分にナスダック市場に上場した。資金調達額は17億8000万米ドル、証券コードは「JD」。

 京東商城は米国でのIPO規模が最大の中国ネット企業となった。初値は発行価格より14.47%高い21.75ドル、時価総額は297億ドルで、騰訊(テンセント)と百度(バイドゥ)に続いて中国で3番目に大きいインターネット業界の上場会社になった。

 アナリストは、「中国の電子商取引業はすでに覇者争いの時代に入っている」と指摘する。京東商城の図書業務の登場により、当当網が打撃を受けるなど、中国の中小電子商取引企業の発展余地は狭まりつつある。

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