Home > ニュース > 経済IT  > 「日系企業の誘致に力を入れよう」=塩城経済技術開発区(上)
「日系企業の誘致に力を入れよう」=塩城経済技術開発区(上)
2014年 5月 19日17:08 / 提供:
開幕式に参列する孟晶副主任(左から二人目)

 春めいてきた、あらゆる花々が咲き乱れるごろ、上海から256キロメートル離れる江蘇省沿岸部に位置し、長江デルタ都市群における最大の土地予備資源を有す塩城市に足を運んだ。(上)、(中)、(下)に分けて報告する。

 塩城市は江蘇省沿岸部に位置し、総面積約1.7万キロメートル、人口約822万人で、江蘇省内で面積が第1位、人口は第2位の省管轄の都市だ。   

 塩城経済開発区は1992年に創立され、その面積は86平方キロメートルで、塩城市の東南に位置し、その東側から30キロメートルのところが黄海である。塩城経済開発区は江蘇省の重点開発区であると同時に、江蘇省の唯一の韓国投資工業パーク、先端技術産業パーク、電子情報産業パーク及び中国東部沿海自動車の町でもある。

IMG_5426.jpg

春めいてきた塩城市

 現在、1000社余りのさまざまな企業があり、中には、外資企業が300社余りで、主に韓国企業をメインとし、そしてドイツ、スパイン、イタリア、アメリカ、カナダ、イギリス、日本、インド、オーストラリアなどの15国と中国香港、台湾地域の投資企業がある。韓国現代、韓国LG、日本富士重工、日本住友、アメリカのジョンソンなどの世界500強企業は続々と開発区に進入している。

IMG_5424.jpg

塩城経済開発区の説明会

 塩城経済開発区は十数年の迅速な発展を経て、すでに自動車産業をフラッグシップとし、さらにソフトウエア、新エネルギー装備、電子情報、動力機械なども発達している産業配置が形成されており、中国長江デルタ地域で最も発展潜在力のある投資ホットスポットになっている。

IMG_5471.jpg

短大にあるロボット研究室

 塩城経済開発区はその産業特徴が鮮明であり、現在、自動車とその部品、ソフトウエア及びサービスソーシング、新エネルギー装備、動力機械などの部類完備の産業システムがすでに形成されており、中国東部沿海自動車の町、国際ソフトウエアとサービスソーシング基地と新エネルギー産業基地だ。

IMG_5457.jpg

計画中の日本工業団地

 今現在、日本工業団地は、5社しか進出しておらず、塩城経済技術開発区の孟晶副主任が、「今後、日系企業の誘致に力を入れよう」と呼びかけた。孟副主任はまた、塩城経済技術開発区における土地資源 や人力資源 および生産要素資源などのメリットを挙げて、日系を含め海外企業の進出を歓迎すると表明した。

(章坤良 写真も)

関連記事