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中国人はブランド品大好き!世界の35%を購入
2014年 4月 4日9:59 / 提供:新華網日本語

 2014年4月2日、中国紙・参考消息(電子版)によると、英フィナンシャル・タイムズ紙はこのほど、世界のブランド品の35%を中国人が購入しているが、中国国内での販売額は8〜10%でしかないと指摘した。

 一般に中国でブランド品が大量に購入されていると思われがちだが、実際には中国人が世界各地でブランド品を購入するほうが圧倒的に多い。紳士服の高級ファッションブランド、ヒューゴ・ボスのクラウス=ディートリッヒ・ラース最高経営責任者(CEO)は、「世界の大都市における同社商品の販売額のうち、15〜20%が中国からの消費者で占められている」と話す。だが、中国国内での販売額はアジア全体の3分の1でしかなく、アジアの販売額は同社の販売総額の15%程度だという。

 消費者が世界各地に出掛けて商品を購入し、インターネットショッピングで直接各国の商品を購入できる今、伝統的な地域別の市場計算は意味をなさなくなっている。英ロンドンの仕立屋街、サヴィル・ロウの協会が英政府に対し、中国人観光客へのビザ(査証)発給要件緩和を常に訴えているのは、中国人の旺盛な購買力を失いたくないからだ。

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