ボアオアジアフォーラム年度報告：中国の競争力アップ
2014年 3月 28日10:04 ／ 提供：中国国際放送局
26日発表された『ボアオアジアフォーラムアジア競争力2014年度報告』によると、中国大陸の競争力が穏やかに上昇し、37の経済体のうち第9位にランクされ、2012年より1位上昇したとのことだ。
報告は、「中国経済の伸び率は2013年新興市場を襲った金融危機にほぼ影響されなかった。総合競争力が向上した大きな理由はイノベーション能力の向上と社会分野の持続的進歩にある。政府は疾病予防、環境汚染対策、住居と医療の改善、腐敗取締りの強化など、一連の措置を取った。その反面、通信インフラの整備の面で進展が遅く、汚染処理施設が不足したことから、インフラ分野における競争力の低下を招いた」としている。
同日発表された『ボアオアジアフォーラム新興経済体発展2014年度報告』によりますと、2013年世界経済が全体的に減速している背景の下で、新興経済体が前年の成長振りを保ち続け、世界経済の復興の原動力となったということだ。