Home > ニュース > 経済IT  > 伝統マスコミの広告収入が減少、インターネット広告収入は117.6%増
伝統マスコミの広告収入が減少、インターネット広告収入は117.6%増
2014年 3月 27日16:38 / 提供:

■テレビ、放送、新聞紙、定期刊行物

■インターネットメディアの広告シェア率は31.5%に上昇

 上海市工商局が26日、2013年の『上海広告市場状況報告』を発表した。同報告によると、上海のテレビ、放送、新聞、定期刊行物など4大伝統マスコミの広告営業収入は全体的に減少し、合計86.6億元で同期比7.2%減少した。

 一方、アウトドアとインターネット広告の売上は違う光景だった。昨年の上海アウトドアメディア会社ランキングトップ3社は、上海空港徳高動量広告有限会社、上海申通徳高地下鉄広告有限会社と上海鉄道文化広告発展有限会社で、広告営業収入は10.4億元、6.5億元と4.7億元で、同期比6.3%、6%と108.8%増えた。

 インターネットの方では、広告収入のトップ3位は、上海全土豆文化伝播有限会社(youkuとtudou)20.4億元、上海衆源ネット有限会社(PPSキャリア)4.8億元、上海因特緋思ネットサイエンス有限会社4.2億元だった。統計では、上海インターネットメディアの昨年の広告収入は39.8億元に達し、同期比117.6%増だった。

 しかし、いろいろな問題も起きた。昨年、工商局は各種違法の広告2140件処分し、そのうち、インターネット広告事案が1611件で、関連金額も2288.3万元だという。

(編集:兪静斐)

関連記事