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2013年12月、中国のCPI前年比上昇幅が予想を下回る
2014年 1月 11日16:13 / 提供:新華網日本語

 【新華社北京1月11日】中国国家統計局が9日に発表したデータによると、2013年12月の中国の消費者物価指数(CPI)は前年同月比で2.5%上昇した。2013年通年のCPI前年比上昇幅は2.6%となった。10日付中国証券報が伝えた。

 2013年12月の工業生産者物価指数(PPI)は前年同月比で1.4%低下し、前月比では横ばいとなった。2013年通年のPPIは前年比で1.9%低下した。

 アナリストは、「12月のCPIとPPIの前年同月比上昇幅がともに予想を下回ったことで、当面インフレ圧力は軽減した」と指摘する。CPI 上昇鈍化原因として、食品価格の前月比伸び幅が例年を著しく下回ったこと、暖冬で野菜の供給が十分であること、ハイエンド飲食需要が低下したことなどが挙げられている。

 また、PPIの前年同月比低下幅が拡大したことは、製造業に引き続きデフレ圧力が存在していることを示しているという。

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